2006年06月07日

読破

たびを.jpg

たびを 花村萬月

Amazonの画像では厚さが伝わらないだろうから、
わざわざ写真でUP。
Amazonへのリンクは書名をクリック。

1ページが上下段に分かれていて1005ページ。
これを日本から持って帰ってきたわたしって・・・。

3月からぼちぼち読んでいて昨日やっと読破。
読んでると腕とか首が痛くなる厚さだったけど、興味深く読んだ。
ロードムービーみたいな青春もの。

男の子らしい青春。
やっぱり女とは違う生き物だなぁ・・・としみじみ。

エロも満載で、やっぱしねという感。

posted by akanas at 23:07| 大連 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月27日

馬鹿と煙

tokyotower.jpg
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー

高いところが好き。
眺めがいいところ。
なんとかタワー。
回転したりしないシンプルなタワーが好きだ。

でも高層マンションに住むのは苦手。
そもそもマンションが苦手。

話題作ということで期待半分、覚悟半分。

かなり良かった。
親子物、特に母と子に弱いので泣きました。

大好きな人を大好きって言うのは別に悪いことじゃないよ。
わたしもママ大好き。
尊敬もしてるし、かわいらしくも思うし、感謝もしてる。
でもって喧嘩もよくする。

男の子はそうはっきり感謝の気持ちを表現する人はいないよね。でもきっと男の子だって大事に思っているはずだ。なのに母を大事にしすぎるとマザコンなんて言われてかわいそう。
中国は男の子も女の子も親をとっても大事にする。
素敵な習慣だなーと思う。
男の子はマザコン上等!だと思うな。
ただ母のほうは結婚した嫁にはもちっと優しくしてあげてね。と。じゃないと怖くて同居は出来ないよー。ははは

ママは平気でメールに「わたしの宝物」とか「わたしの誇り」とか書いてくる。昔はそんなこと面と向かって言えるタイプの人じゃなかったから、こそばゆい。ママも歳をとったんだなとも思うし、わたしも歳をとったんだ。
昔は本当に年中喧嘩だった。うるさいなぁうっとおしいなぁと思ってたし。でもそれは今ならわかる成長過程の正常な反応だ。今はお互いに聞く耳を持つことが出来る。

ママの若い頃はわたしたちのように自由に進路も決められなかったし、兄弟も多いから長女のママは結婚も早く堅実な人生を生きてきた人だと思う。
そして、そんなママには自由に生きているわたしを頼もしく誇らしく見えるんだそうだ。何もたいしたことしていないのに申し訳ないし、もったいないよ。でも思うんだ。

きっとママがわたしの時代に生まれていたら、きっとわたしより更に自由でぶっ飛んだ人生を生きてそう。
そんなところが好きだよ。

あと3年で定年。
定年後は二人で気ままにやっていこう。ね。

もうすぐ母の日。
母の日には毎年ゲランの口紅と花束。
今年も贈ります。

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2006年03月10日

五分後の世界

gofungo.jpg

村上龍ってほんとに好き嫌いがはっきり分かれる作家だと思う。
わたしはそんなに好きではないんだけど、たまに読んでしまう。
そういう読者だ。

もし日本があの戦争に降伏せずに、続けていたら?
そこに迷い込んだ主人公。
そこが5分後の世界だ。

流星ワゴンは過去に戻る。
これは5分後だけど、過去でも未来でもなく、あったかもしれない世界。

そこには日本は形をとどめていなくて、でも今の日本よりもずっと潔く、国らしいような気もしてしまう。

無自覚に染まっていくほど怖いことはない。
生きるためだから仕方がない。
それは何とも醜い言い訳でしかないんだけど、それは愛情が出発点だったすることもある。

わたしには否定も肯定も出来ない。何とも言いがたい世界。

でも皆が一つの志を持って真っ直ぐに生きていくって、いいような気がするけど、わたしには息苦しくて耐えられないかも。
もし彼がこの日本が理想的な形だというのならば、そこは規律正しく、清々しく、凛としている、そこが。
でも耐えられないくせに、そこに憧れる。
耐えられもしないから、憧れるのか。

読書で何か考えさせられること嫌な人、固定観念が強い人にはオススメしない本。あ、逆に右よりの人は大好きかもね。こういうの。

しかし、やっぱり彼の文章は文学としては、好きになれない何かがあるなぁ。何だろう。なんかあの下世話な感じかな。
テーマは重いんだけど、描写に偏りがあるというか、薄っぺらな感じがしてしまうんだよね。なんて偉そうに。
なんか色々調べたことを一生懸命創作しましたよ感がぬぐえない。
きっと一生懸命調べたから、こういう描写も詳しく書きたいんだろうなぁ・・・とか思いながら読んでしまうときがあった。


とにかくもう2、3度は読もうと思う。
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2006年02月05日

休み中に読んだ本

休みの間、というか主に移動の時間、かなり読書した。

わたしは本読むの早いほう。
だと思う。

200ページくらいなら1時間弱。


かわくど.jpg
河原官九郎
宮藤 官九郎, 河原 雅彦


芝居とかに興味ない人には何やらわからない本でしょう。
なんせ演ぶに連載されてたものですからねぇ。
免許更新の待ち時間に読み終わってしまった。


ぎんいろ.jpg
川のむこう つれづれノート(14)
銀色 夏生


つれづれノートもとうとう14。
最終巻。
このシリーズとのお付き合いも14年になるんだ。
さみしいな。
銀色さんの詩は綺麗過ぎて、時々恥ずかしくなるようなものもあるんだけど、このシリーズは心がほっとするんだよね。時に辛辣で、でも正直。
わたしの日記もこうありたい。


はやし.jpg
年下の女友だち
林 真理子


林真理子さんの本には、あまり共感できない。
でも世間の、特に都会に住む現代の女性を描くとそうなるんだと思う。
わたしは友達が金持ちでもお嬢様でも、それは別にどうでもいいことだし、だからって仲良くなりたいとも思わない。
そういうへんちくりんな理由で寄ってくる人とも友達になれない。


みやもと.jpg

星宿海への道
宮本 輝


ジャケ買いならぬ表紙買いで。
佐々木悟郎さんの絵の色使いに、ハッとして。
宮本さんの小説は、いつも人の善意や謎解きや、ぐっと引き込まれる。


流星.jpg
流星ワゴン
重松 清


こちらは背表紙買い。
「本の雑誌」年間ベストセラーとあった。
大人のファンタジー。
この本読んで益々「父とは何ぞや?男とはめんどくさい生き物ぞな」と思ってしまった。
でも、こういう最後に救いが少しだけある話は好き。
アマゾンのレビュー見たら意見、真っ二つだね。
きっと追い込まれたことのない人、近しい人の死に出会ってない人、理路整然とした人にはわからないかも。
現実はとても残酷なことも多くて、でも何か少しずれていたら結果は変わるかもしれなくて、でも日々は忙しすぎて注意を払うことが出来なかったこと。毎日を少し見直してみようと思ったり。

これから読むのもまだまだ持ってきた。
今年は静かに健やかに穏やかにいこう。
posted by akanas at 03:22| 大連 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

風味絶佳

AMYの新作をじっくり読んでいる。

好きな作家の本は、あれこれ言うのも何だかな・・・

って感じだし、

わたしにとって読書は最高の娯楽なので、

人がどう思うかとか、

面白いかどうかなんてそもそもどうでもいいことだとさえ思う。

とはいえ、初めての作家とか、

値段の張る本の時は書評なんかがやたら気になるんだけどね。

自分が好きだって思うのものの時は別なのさ〜〜へへ




読書ってのは、

自分の目を通して、

自分の中に物語がスーッと入ってくる最高に気持ちのいいものだ。



写真とかもそうなんだろうな。

自分の目を通して、

カメラで撮った時に現実ではなくて作品になったりするんだろう。



ぐっと来た言葉。

「試食して口に合わなかったら買わない。試着してサイズが合わない場合も買わない」

「それなのに、ついうっかり買ってしまった場合はレシートを持って返しに行くことも出来る。志郎、あんたは返品されたんだよ」

「この人が、これまで、何人の顔も見たくない奴を過去に残しているのか知っているのか?お前が馬鹿すぎて可哀相にすら思うよ。孫だってことに甘えて、何も見ていない」



そうして人は味わい深くなっていくんだろうなぁ。
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2005年07月10日

まんがばとん

まっはくんより回ってきたまんがばとんでっす。

だいぶおそくなりまして・・・

【Q1:あなたのコミックの所持数は?】

たぶん・・・100以上。
実家にあるから、正確な数はわからない。

【Q2:今読んでいるコミックは?】


まっはさんとあぱさんと同じく中国にいるので新しいのは手に入りにくい。
最近読んだのは、上條淳士 「SEX」

【Q3:最後に買ったコミックは?】


うーん・・・だからさぁ買えないんだってば。
帰国した時に買ったのは いくえみ綾 「あっさりショコラ(仮)」

【Q4:よく読む、または思い入れのあるコミックは?】

くらもちふさこ全般
一番好きなのは「100Mのスナップ」(すげー古い・・・もう絶版でしょう、きっと。)

上條淳士 「TOY」

吉田秋生 「BANANA FISH」「ラバァーズキス」

岡崎京子 「リバーズエッジ」「PINK」

手塚治虫 「ばるぼら」

ゆうきまさみ 「究極超人あ〜る」

南Q太 「さよならみどりちゃん」(これ前も言ったね・・・)

井上三太 「ぷんぷくちゃがま大魔王」


【Q5:バトンを渡す5名】

ふーむ・・・書きたい人はわたしまでご連絡を。
posted by akanas at 00:57| 大連 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月07日

間宮兄弟



今日も昼をいい加減すぎた時間に起きてしまった休日満喫しまくりのsakanaです。

間宮兄弟 江國香織


わたしもたぶん間宮兄弟とは付き合いたいとは思わない。

でも、ひょっとしたら出会ってしまったら、ひょんなひょうしに交際するかもしれない。

どこにでもいそうな、でもどこにでもいたらちょっとやだなってな兄弟の話。


恋すると成就するかどうかも計算なしに猪突猛進な徹信

恋して破れて面倒くさくなって自分の気持ちにもそっぽ向いちゃう明信


どっちかてと、わたしは明信。






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2005年03月13日

IWGP 石田依良

先週は会社から帰っても、読書。
朝4時まで夢中で読んで、3時間寝て出勤なんてことも・・・てへっ


日本出張から帰ってきた友達に借りた本です。

今更・・・という方もいるかもしれません。

ドラマは見てたんですけど、小説は今更読みました!

池袋ウェストゲートパーク

少年計数機

骨音


いやぁマコちゃん、かっこいい!!
回を追うごとに、男らしく、まさにクール!

まぁドラマを見たことがある方でも、見たことない方でも、
期待を裏切らない内容だと思います。

スピード感があって、引き込まれるように読めます。

普段、あんまり本を読まない人にこそ、是非読んで欲しい本だなって気がします。

あとあと考えると、本当に研ぎ澄まされた余分なところのない文章だなーと
思いました。
まだ続きが出てるみたいなので、是非読みたい!


少年漫画の後のような読後感。
(実際、漫画にもなってるみたいだけど)



posted by akanas at 23:45| 大連 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月05日

ロックンロール・ウイドー カール・ハイアセン

立て続けに読書日記。
最近は現実逃避に、読書漬け。

音楽とかだと色々思い出しちゃって、余計辛い時ってあるでしょう??

ロックンロール・ウイドー 
カール・ハイアセン


転がるように、あっという間に読み終わりました。
こちらもスッキリと読了。

死亡記事担当の記者ジャックが、ロックンローラーの変死事件を追っていくもの。
一応、分類としてはミステリになるのかなぁ。
でも海外ミステリ物独特のまどろっこしさがなくて(翻訳がいいのかな)
ロックをテーマにしてるだけあって、スピード感もあってCOOLな話でした。
46歳のジャックなんだけど、
このおっさんも思い煩って生きてるのが、
親しみ沸いた。

原題は「Basket Case]
スラングで「ノイローゼ気味の変人」だって。
ははは
ぴったり!

いいんだよね。
このままで。
って感じ。

この人の「HOOT」っていう本も、面白そうで読みたい。
今度の帰国したときか、辛抱できずにAmazonで買うか・・・




うううう、
今日も一歩も外に出ておりません。
いい天気だったのに・・・
posted by akanas at 19:51| 大連 | Comment(4) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イン・ザ・プール 奥田 英朗


個人的な感想を書いていきます。
買おうかな〜と思う方や、何か面白い本ないかな〜
という方の参考になれば・・・・
ネタバレしない程度に。

イン・ザ・プール 奥田 英朗 okuda hideo


変な精神科医(注射フェチ)伊良部 一郎の話。

「じゃまず注射しようか。」
と症状も聞かずにすぐ注射。
でも、結局みんな症状が良くなっちゃたりして、
伊良部いい奴じゃんって。

誰でも、どこか病んでるところはあるんだけど、
病気だって宣告されると、
もっと苦しくなったり、
逆に楽になったりするんだと思う。

「病気だ。治さなくちゃ。でも治らない。どうしよう。このまま治らなかったら。
精神科にかかってるなんて人には言えない。病気だ。わたし。どうしよう。」

か、

「何だか変だと思ってたんだ。やっぱり病気だったんだ。良かった原因がわかって。
これからはお医者さんの言うこと聞いて治療していこう。」

まぁどっちも紙一重って気もする。

そんな人々が出てきます。


面白かった。
声出して笑いそうになったりするので、通勤中の読書にはお勧めできませぬ。笑

何だか最後は解決したんだかしてないんだか、
みんなわずかにスッキリしていること。
読んでるこっちもスッキリしちゃう。

今は絶望的な本は読みたくないので、良かった。

この本、映画化するそうですよ。

「空中ブランコ」にも伊良部が出てるらしい。
読みたいよ〜てか、こっちが直木賞とってるんだよねー
誰か大連に差し入れして〜

2005年夏、松尾スズキさんこと、松尾ちゃん(わたしは愛を込めてこう呼んでますハートたち(複数ハート)
の主演だそうです。なんと松尾ちゃん初主演らしい。

映画化のところをクリックしてください。
公式サイトに着きます。
予告編もありました。



何回か読みたくなる本。
で、ちょっと精神的に軽くなりました。


posted by akanas at 19:03| 大連 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月27日

暗いところで待ち合わせ 乙 一

中国に居ると読みたい本がなかなか読めない。
amazonとかで注文することもできるんだけど、なかなか面倒くさい。
なので、日本に帰ると読みたい本を厳選して買うことになる。
今回も10kg分くらいを持って帰ってきました。
(重さで言うなって?だって飛行機に持ち込むときに重量制限あるじゃん?だから敢えて重さで言うわよ。)


暗いところで待ち合わせ 乙一

まず作者名読めない・・・読めない人多いみたいで表紙にも読み仮名がある。
otsu ichi さんだそうです。
1978年福岡生まれ。
最近このくらいの年齢の若い作家さん多いね。

視力なくした女の子と犯人として追われる男の子の話。
最後は救われた感じがして良かった。
(でも幻冬舎の文庫って活字大きい気がする。なんとなく。)
すごい面白いってのじゃないけど、2時間くらいでさらっと読み終わった。
最初は救いのない絶望的な話なのかと思ったけど、
何だか自分の中の10代の感覚を思い出した。

自分の中に10代の感覚って残っているんだと思う。
中学、高校時代の何だかわからない脱力感や絶望感、焦燥感。
で、大人になって?お金が自由に使えるようになって、
社会との折り合いとか何となく協調性とか身についていって、
まだ何にも解決してないのに自分が何者かわかったような気がしてきちゃう。
この主人公たちは20代前半なんだけど、そんなことを思い出しました。






posted by akanas at 14:24| 大連 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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